「自分で動画を作成してYouTuberになりたい」「仕事やプライベートで動画編集をしてみたいが何から始めたらいいのか分からない・・」「おすすめの動画編集アプリが知りたい」などといった方は多いのではないでしょうか?
今回は動画編集を始めるために必要なものやおすすめのアプリをご紹介します!アプリを選ぶ際のポイントも紹介していますので、是非参考にしてみてください。
動画編集アプリとは?
動画編集アプリとは、PCやスマートフォン、タブレットで動画を作成できるアプリです。字幕や文字入れ、音楽の挿入、モザイク加工などができたり、SNSと連携させてそのままYouTubeやTwitter、インスタグラムなどに投稿できるものもあります。
動画を編集するのには何が必要?
動画編集をおこなう上で、PCや周辺グッズの準備は欠かせません。ここでは、動画編集の必須アイテムとあるといいアイテムをご紹介します。
1. Wi-Fi回線
動画を頻繁にアップするYouTuberを目指したり、仕事で多くの動画を配信するのであれば、強力なWi-Fi回線が必要になります。スマホ回線や持ち歩き型のWi-Fiだと、一本動画をアップロードするだけで、一気に低速になる恐れがあります。そのため、光回線など、強力なWi-Fiを開通させておくことをおすすめします。
2. PC/スマホ
スマホアプリではなく、PCでサクサク動画を編集したい方はある程度高いスペックのPCをおすすめします。PCのスペックは動画編集時の作業スピードに直結するので、本気で動画編集に取り組む方はスペックの高いものを選びましょう。できればCore i5かCore i7以上あるといいでしょう。動画編集には多くの動画や画像素材を使うので、容量は最低8GB、スムーズな操作を求めるなら16GB以上あるといいと思います。MacBookであれば、MacBook AirよりもMacBook Proのほうがおすすめです。
3. その他のお役立ちアイテム
モニター
マストで必要なアイテムではないですが、デュアルモニターにすることで動画の細部の表現が見やすくなったり、複数のファイルを開きながら作業ができるので作業効率が上がります。作業スペースも必要となりますが、より快適に動画編集に取り組みたい方はあると便利です。
マウスとキーボード
ノートPCの備え付けトラックパッドで作業し続けると、手が疲れます。マウスとキーボードがあると、手や腕に負荷をかけずに細やかな作業ができるので、長時間作業をする方や多くの動画を作成する方はあると便利です。
外付けHDD
前述したように、動画編集には多くの動画や画像素材を使用します。PCの容量を圧迫しないように外付けHDDを使用することをおすすめします。できれば250GB以上あるものを選ぶのがよいでしょう。
動画編集アプリを選ぶポイント
最近は数多くの動画編集アプリがあります。ここでは自分の用途やデバイスに合ったものを選ぶためのポイントをご紹介します。
1. アプリが対応している動画の時間
作成できる動画の長さは、実はアプリによってさまざまです。制限のないものや数分のみのもの、課金によって制限を解除できるものなど、色々なタイプのものがあります。自分が作成したい動画に合わせてアプリを選ぶようにしましょう。
2. 対応しているデバイス・OS
スマートフォンのアプリで動画編集を考えている場合には、自分の持っているiPhoneやAndroidなどのデバイスに対応しているかきちんと確認しておきましょう。中にはiOSのみに対応しているものもあるので注意が必要です。PCで編集を考えている方はMacやWindowsなどのOSに対応しているか事前に確認するようにしましょう。
3. 加工機能
思い通りの動画を作成するには、どんな加工機能が使えるのかしっかりとチェックしておくことが重要です。YouTubeなどの動画サイトに投稿し、多くの人に見てもらうのが目的なら、字幕や文字入れ機能が備わっているものを選びましょう。フォントの種類が豊富であれば、ユニークな文字を入れたり、解説動画に補足説明を見やすく追加したりすることができます。
また、アプリによって搭載されているエフェクトもさまざまです。自分や友人の顔、通行人の顔を隠したい場合にはモザイクやぼかしのような「フィルター」が使えるものが便利です。
動画にBGMをつけたり、ミュージックビデオのような動画を作成したい場合には音楽を付けられるアプリがおすすめです。決まった音楽を組み込めるタイプとスマートフォンやPC内の音楽ファイルを自由に取り込めるタイプの2種類があります。
動画制作以外に、アニメにも楽に作れる方法とおすすめアプリとは?:こちらへご覧ください。
4. 無料/有料
無料で使えるものから、高機能な有料機能ありのものまで色々な動画編集アプリが存在します。自分が求めているレベル、作りたい動画の種類に対して最適は価格のものを選ぶようにしましょう。もし本気でYouTuberを目指しているまたは、仕事として本格的に動画編集を行うのであればそれなりの価格帯のソフトを購入してもいいかと思います。
一方、スライドショー程度の映像であれば、PCにデフォルトで入っているソフトでも十分だったりします。
資料作成アプリは無料バージョンが使える?:iPadノートアプリ8つを比較!無料・有料別にオススメを紹介。
SNSや動画投稿サイトと連携できるか
SNSや動画投稿サイトと連携できるアプリなら、簡単に動画を共有することができます。TwitterやInstagram、YouTubeなど、連携できるSNSや動画投稿サイトはアプリにとって異なるため、自分が利用したいサービスに対応しているものを選びましょう。
スマートフォンやタブレット(iOS・Android)でおすすめのアプリ2選
ここでは、iPhoneやiPad、Androidなどで使えるおすすめアプリを2つご紹介します。
1. Magisto(無料)
AI技術を使って、プロ並みの動画をすばやく簡単に作成することができます。テーマや音楽を選ぶと、AIが映像から最適な部分を選び抜き、エフェクトやフィルター、オートクリップなどを適用しておしゃれな動画に仕上げてくれます。1日に何本もSNSに投稿するという方にもぴったりです。手軽に作成できる一方で、自分好みにカスタマイズすることは難しいです。多くのスマホアプリ系の動画ソフトに共通することですが、本格的な動画には向いていないです。PC版のアプリも存在します。
2. VivaVideo (無料)
動画や写真を取り込み、テーマを選択すると簡単に動画を作成することができます。説明FAQもあるので、動画編集が未経験の方でも手軽に始めることができます。0.1秒単位での正確なトリミングや、動画サイズの変更、コントラストの調整など、本格的な編集も可能です。YouTubeやInstagram、Tik Tokなどに連携しているので、簡単に動画をアップすることができます。
VivaVideo無料ダウンロード:iOS版、Android版
PC(Mac・Windows)でおすすめのアプリ3選
ここでは、MacやWindowsなどのPCで使えるおすすめのアプリを3つご紹介します。
1. iMovie (無料)
MacのPCにはプリインストールされているアプリです。直感的に操作が可能で、初心者でも使いやすいです。ただしフォントの種類が少なく、テロップが入れにくいので、あまりテロップがない動画を作るならよいですが、会話の多い動画を撮影する場合は少し編集しにくいと思います。
2. Final Cut Pro (Macのみ)
Apple製の世界的な動画編集ソフトです(買い切り36,800円、2020年5月時点)。iMovieの有料版のような仕様なので、基本的に使いやすく、プロレベルの高度な編集も可能。Macユーザーで動画制作を仕事にしたい方にはおすすめです。FinalCut Proはヒカキンを始め、多くのYouTuberが使用しています。
3. Adobe Premiere Pro (Mac・Windows対応)
動画編集、映像制作をしているクリエイターの9割以上が使用しているといわれているAdobeの動画編集ソフトです(月額1,680円、2020年5月時点)。Adobe専用フォントやエフェクトなどがかなり豊富にわっています。動画編集の仕事の求人を見るとだいたい必要なスキルセットにAdobe Premiere Proと書かれています。YouTuberとしてはもちろん、映像クリエイターとしてクライアント向けに動画制作などもやりたいと考えている方にはおすすめのソフトです。初心者にはそれなりに操作が難しいので、別のアプリである程度編集に慣れてから使用してみるといいと思います。
一番のおすすめアプリは「Write-on Video」
iOS (iPhone/iPad)、Macに対応しているおすすめのアプリはKdanのWrite-on Videoです。Write-on Videoは直感的な操作で初心者からプロまで簡単に本格的な動画を制作・編集することが可能です。SNSや動画投稿サイトとも連携しているので、編集した動画を簡単にアップすることができます。
豊富な動画編集機能と、テンプレートを使用することで、自分のオリジナルの動画だけでなく、魅力的な動画を素早く作成することができます。
動画編集ソフトの機能についてご紹介:こちらへご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?多くの動画編集アプリがありますが、アプリの使い心地は編集作業の進捗にダイレクトに影響します。無料版なども活用し、少し使ってみてから本格的な作業に取り掛かるのも手だと思います。今回ご紹介したアプリの選び方やおすすめのアプリを参考にぜひ動画編集アプリを選んでみてください。